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従来、鉄骨造やRC造において主流だったラーメン構法を、日本の木造住宅に取り入れたのがSE構法です。 ラーメン構法は極めて信頼性が高く、歴史的な蓄積も多いことから、20世紀以降の近代構法の主役ともいうべき役割を果たしています。
しかし、鉄やコンクリートといった強度計算のできる均質な部材を前提としているため、日本の木造住宅にラーメン構法を取り入れようという発想は、存在しませんでした。それは、地震大国日本において、日本人が最も住みたいと願う「木の家」に、必要な耐震性を確保する構法が存在しないことを意味していました。
金物がバネのようなメカニズムで振動を吸収し、繰り返し地震動に耐えます。さらに力を加え続けても柱が折れず、金物が変形することにより建物の急激な倒壊を防ぎます。
1つ1つの部材が強いだけでなく、全ての接合部、フレーム、耐力壁が地震時に受ける力を考慮した構造計算( 許容応力度計算 )を実施しています。